梅祭り
先日のことですが、上野近くにあります、湯島天神へ行ってまいりました。
梅祭りが行われているとのこと。
ちなみに、梅はちょびっとしか咲いてませんでした。
梅の種類によっては咲いてました。
っていうか、とにかく人でごったがえしてました。
さてさて、この湯島天神。
天神様ってみなさんもよくご存じだと思います。
そう、菅原道真。
学問の神様として有名。
受験生などがよく訪れます。
ところで、この菅原道真はどのような人だったか知ってますでしょうか?
ほーんと簡単に説明いたしますと、学者の家系に生まれた道真は、幼少より文才などに優れていて、しまいには右大臣にまで上り詰めるわけです。
当時としては、異例ともいえる出世だったとか。
そんな道真を妬んだのがライバルの藤原時平。
政治的や学閥の抗争などなどの渦に巻き込まれていくわけです。
そんで、時平の陰謀により、天皇の廃位を企てているという虚実の罪をなすりつけられてですね、無実の罪で大宰府に左遷しれてしまうのです。
不遇の生活を強いられ、失意の中、2年後に死去。
それからというもの、都で異変が起こり始めます。
干ばつや疫病、御所の清涼殿に落雷があり多くの死者を出したり、時平とその血族や陰謀に関係したもの達が相次いで死んでいくのです。
これは道真の祟りだということになり、その怨霊を鎮めるために、神として祀ったのが始まりなのです。
いつの日から、生前の業績などから、学問の神様となっていったのです。
何も知らずに神社などに行くのもいいですが、その神様はどのような方なのか知るのも楽しいものです。
ちなみに、日本には実在の人物がその功績を称えて神になった例は意外とけっこう多いのです。
ご存じですか?
このほか、安部清明やら豊臣秀吉やら吉田松陰、東郷平八郎・・・
ここで問題。
有名な日光東照宮は、誰が神様でしょうか?