階段

突然ですが、階段を上り下りする時、どちらの方が身体に対する負担が大きいと思いますか?





一般的に、上る時の方が疲れると思いますが、実はくだりの方が大きいんだそうな。





上る時は体重分を持ち上げればいいが、下りる時は体重分プラス重力分がかかるからなんだと。
それに、筋肉が伸びた状態の時に着地の衝撃が加わるため、筋繊維の損傷が大きくなるらしい。






以前、テレビでこんな実験を行っていた。




3組の双子が、片割れの方が長い階段を駆け上り、片方が駆け下りる。




すると、その時は上った方がヘトヘトになっていたが、次の日の疲労度を比べてみると、上った方は元気なのに対し、下りた方は筋肉痛に悩まされるという結果が出ていた。






これを人生に例えてみる。




人生というのは、程度はそれぞれだが、上る時もあれば下る時もある。
一生平坦な道を歩くことは無い。





下りるのは楽。

下手をすれば、加速をつけて転げ落ちる。



しかし、転げ落ちた結果、何が残るかというと、痛みと傷。




これに対し、上る時は、ちょっとした努力などが必要な時もある。
それに伴なう疲労等をを感じる時もある。



しかし、その代わりに達成感、優越感などを感じることができる。


山登りに例えると、上った者だけが見ることができる素晴らしい景色が目の前に広がる。





もし、階段を踏み外しそうになった時。



ふと周りを見渡すと、そこに手すりがあるかもしれない。
家族、友人などが支えになってくれるかもしれない。
見知らぬ人でも、手を差し伸べてくれるかもしれない。



周りを見ることもしなければ、そのまま転げ落ちてしまう。





まず、階段を下りようとせずに、上ってみる。



階段を上ると疲れそうと思うが、上る勇気を出してみる。



上った時の疲れはその時だけのもの。



転げ落ちた時の痛みやキズは、癒えるのに時間がかかる。






駅の階段などと一緒で、楽をしてエスカレーターやエレベーターを使わずに、今日はちょっと上ってみようかな?
その程度の気持ちでいいと思います。




いつものくだらない日記をツラツラを書いている時はぜんぜん疲れないけど、こうやって真面目に何かを語ろうとすると、ほんと疲れますね。
こういった文を書くと、いつもまとまりの無いものになってしまう。
スマン。