叶う
口にプラスとマイナスを付けると吐くという字になる。
口からは、プラスな言葉が出れば、マイナスな言葉も出てくる。
しかし、吐くという言葉は、あまり良い意味では使われません。
弱音を吐く
暴言を吐く
吐き捨てる
酒を飲みすぎて吐くなどもありますね。
しかし、マイナスな言葉を出さなければ、叶という字になります。
いつもプラスの言葉を出していれば、夢や希望が叶う。
やはり、いつもプラスの言葉を出している方が、気持ち的にも乗ってくる。
よく、
「そんなつもりで言ったんじゃない」
「冗談で言ったつもりだったのに」
という状況がある。
自分では冗談のつもりでも、相手には冗談では受け取れないことや、冗談でもそんなことを言ってもらいたくないことがたくさんあると思います。
これは、相手にとってはマイナスな言葉です。
嘘も方便という言葉があるように、同じ冗談を言うなら、マイナスなことではなく、プラスなことを言いたいものですね。
言葉ひとつで、相手に幸せをもたらすこともできるし、深く傷つけてしまうこともある。
日本には、古くから言霊という言葉があります。
*言霊 : 一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。
たしかに、言葉には大きな力が宿ると思います。
叩いた痛みはすぐに消えるけど、言葉によって傷つけられた痛みは簡単に消えることはありません。
これからは、吐くのではなく、何事も前向きに叶えたいものです。