災害復興ボランティア
本日の一曲
復興に向けてピッタリな曲をご紹介してみました。
こんばんは、ボクです。
先日、縁があって岡山県倉敷市にある、真備町というところまで浸水被害復興ボランティアに参加してまいりました。
21時まで仕事して帰って来て飯食って風呂入って・・・
0時過ぎに寝て4時に起きて始発の新幹線で出発。
もともと興味はあったんですが、どうすれば良いのかどう動けばいいのか全く何もわかりまへん。
そのような人はとても多いと思います。
今回、ボランティア活動を行っている知人を通して、参加することができました。
場所は一年前に豪雨による堤防の決壊で水没したところです。
今回、お邪魔したお宅。
わかりますかね。三角のとこの白壁に線が入ってるのが。
ここまで水が来たということです。
2階の窓からボートで救出されたそうです。
今ではのどかなこの風景も、当時は水の底になってしまったんですね。
家の前から撮った写真。
土手の色が変わってる部分が決壊したとこですね。
家の中はこんなんなってます。
柱だけ。
真備町の現状として、もうほぼ廃材などの運び出しは終わっているとのこと。
あとはひたすら柱にこびりついた泥汚れ等をガリガリこすり落とす作業。
もう、ほんとひたすら。
地道に地道に・・・
先の見えない作業を黙々と・・・
もうほんと職人のようになってますね。
ボクみたいなおっさんだけじゃなく、女性もみんな同じ作業をみんなで黙々と。
ほんとね、ひたすらこすってキレイになったかなーと思っても、もう一回こするとまた粉汚れが舞うんですよ。
ほんとキリがないんですよ。
どこまでやれば終わりになれるのかわからんとです。
ボランティアの方々は、朝から夕方まで延々とこんな作業をこなしておられるのです。
感服です。
次の日は、また別のお宅に向かい、残ってた廃材の搬出と、テーブル等の使えるものの汚れ落とし。
家具などの搬出を野郎どもで行い、女性陣はキレイにお掃除
残念ながら、私は都合により、午前中のこの作業までで帰路につくことに。
現場から駅に送っていただき、どろどろのズボンのまま電車に乗って帰った。
6月いっぱいまでは、ボランティアに行くためであれば高速料金が無料だったそうな。
新幹線も半額になる制度があったとのこと。
しかしながら、そのことを普通の人間が知っているかと言うと、ほとんどの人が知らないでしょう。
政府としても、もっとそういうのを発信していけばいいのに。
やはり、何が大変ってそこまでの交通費などの負担が大きいのも一つの理由。
交通費も食費も何もかも自腹を切ってボランティアに喜んで行く人がどれだけいることだろう。
そういった制度があることを知れば、んじゃ行ってみようかと思う人も少なからず出てくるはず。
ただ、検索すればそういった情報が載っているとのこと。
興味があっても、なかなかそこまで調べて行動しようとする気持ちが無いのでしょう。
僕もそうです。
実際問題、一人でそこまで行動しようとする意欲まではありませんでした。
今回参加してみて思ったことは、災害は他人事ではなく、逆にいつ自分が被災するかもわかりません。
その時に、ボランティアの方々の力がどれかれ必要でありがたいことか。
自分の力だけでは途方にくれると思います。
今回お邪魔したお宅も、老夫婦だけで住んでおられたとのこと。
もうね、ほんととっても可愛らしいという言葉は失礼かもしれませんが、癒し系のお二人でした。
育ててたナスなど、よう食いきれんしゴミになるだけだから持っててくれと。
いっぱいもらって夜にみんなで頂きました。
まじ美味い。
今回参加して、ほんと充実した時間が送れました。
ボランティア方との交流。
被災した方々との交流。
ボランティアの実態など多くのことを知り、体験することができました。
今回で終わりではなく、また機会を見つけて参加したいと思ってます。
ほんと、まだまだ語りたいことはたくさんあるんだけど、とても文章にして語り尽くせるものではないので、とりあえず今回はここまで。
ボクのブログにしては久々にちょっと真面目になってみました。